彼の将来
彼も当時、私と同じく仕事面で新しいステージに進もうとしていた時期でした。
そして、実現のため行動に移していました。
私は、ずっと彼を応援したいと思っていました。
やりたいことの為に色々なことを犠牲にしてきた…そんな彼の話しを聞いていたので、彼の夢を叶えて欲しかった。
そして私は、側でずっと支える立場でいたかった…
でもそれは、叶えることは出来ないことだと分かっていました。
私はずっと願っていました。
彼には幸せになって欲しいと…
やりたい仕事をして、成功して、素敵な女性と結婚して、可愛い子供がいて…
彼には、そんな幸せな家庭、幸せな将来がとてもお似合いだと思っています。
そんな彼の将来には、私という存在は必要ない…
いつか、彼と会えなくなる日が来るのは分かっていました。
私は、その日が来るのがずっと怖かった…
そんなことを考えながら、毎日毎日泣いていました。