身体の異変

彼と連絡先を交換した次の日、突然身体の異変が襲ってきました。

 

 

元々、腰痛持ちの私は、年に1〜2度ギックリ腰になってしまうのですが、その日の朝も突然痛みが走りました。

 

 

しかも今回は、3日間殆ど動けず、トイレにも1日1回くらい這ってしかいけないほどの重症でした。

 

 

「神様からの罰が当たったんだ…」

 

 

食事だけとはいえ主人以外の男性と会う約束をした私への罰だと思いました。

 

 

痛みは1週間ほど続き、仕事もその間はお休みをいただき、家族だけではなく周りの人たちにも迷惑をかけてしまいました。

 

 

 

殆ど動けない私に対して、主人は仕事を早く終え帰ってくると、私の身の回りの世話をしてくれました。

 

 

そんな主人の愛情と、私の彼への気持ちを、まるで天秤にかけられているような…

 

 

神様から私の本当の気持ちを試されているような…そんな葛藤で涙が出ました。

 

 

自分は酷い人間だ…

 

 

でも、私の気持ちは彼に会いたかった…

 

 

自分の気持ちには嘘をつけない…

 

 

私ともっと話したい、私とお客さんとしてではなく会いたい…そう言ってくれた彼の気持ちにも応えたいという想いが強かったのです。

彼からの連絡

彼に連絡先を教えたその日の夜に、早速メールがきました。

 

 

「連絡先を教えてもらえて嬉しかった…

ご飯いつ行きますか?」

 

 

「連絡先渡してたの誰にも気付かれなかった?」

 

 

 

こんなやりとりをしながら、2週間後に会う約束をしました。

 

 

 

単なる店員さんとお客さんだった2人が、こんな風にやりとりをしている現実が信じられなかったし、家族に対する罪悪感も正直ありました。

 

 

でも、私と話したい、私と会いたいと言ってくれる彼の気持ちが本当に嬉しくて、罪悪感よりも自分の気持ちを優先していました。

 

 

 

「ご飯、どこかいい場所あるかな?」

 

 

人目が気になる私は、現地集合できる場所を提案しました。

 

 

 

お互いどこか探してみて、会う前日に連絡をするということになりました。

 

 

 

彼は私のことを気遣ってくれて、必要以上に連絡をしないと言ってくれたのです。

 

 

 

 

 

距離を縮めた日

前回から1ヶ月半後、再び彼の働くお店に行きました。

 

この時から担当を、彼に指名するようになりました。

 

 

「ずっと考えてた、早く来ないかなぁって…」

 

 

この人はいったい何を言ってるんだろう?

営業トーク

そんな風には見えないけど…

 

 

そのうち、休みの日の過ごし方の話しになりました。

 

 

偶然にも、彼の働くお店の定休日と、わたしの公休の曜日が一緒だったのです。

 

 

昔から人と群れるのが苦手で、お休みの日は1人で行動するのが好きだったわたしは、1人でご飯を食べに行く話しもしました。

 

 

「ご飯、一緒に行きたい!ダメですか?」

 

 

「えっ?本気で言ってる?」

 

 

 

何でだろう…何で彼のような人が、わたしなんかに?

 

 

何が何だか分からないくらいに、わたしの心の中にグイグイ入ってきました。

 

 

でも、正直嬉しかった…

 

 

こんなわたしに対して、もっと色々話したい、話していると楽しいと言ってくれた彼の言葉、表情は、本当に信頼できるものでした。

 

 

そして、周りに気付かれないようにそっと連絡先を渡しました。

 

 

 

「帰ったら連絡します!」

 

 

 

その言葉の通り、その日のうちに連絡がきました。

 

 

 

彼との距離がぐっと縮まった日になりました。

 

 

 

2度目の会話

彼との出会いから数ヶ月後、再び彼の働くお店に行きました。

 

すると偶然、彼が担当になったのですが、まだ1度しか会ってないし、私のことなど忘れているだろう…と思い、前回のことに触れず普通にお客さんとして振る舞っていました。

 

すると彼の方から、前回話した内容のことを話しかけてくれたのです。

 

 

「えっ?覚えてくれてたんですか?」

 

「はい、覚えてますよ」

 

 

 

後から話しを聞くと、彼は決して記憶力がいい方ではないらしく、自分が担当した人でも特に印象に残った人しか覚えていないそうなのです。

 

そんな彼が、たった1度しか担当してない私を覚えていてくれたことがとても嬉しくて、彼のことが前回以上に気になる存在になっていました。

 

 

この頃から彼は私のことを、綺麗とか可愛いとか、普通に口にするようになりました。

 

 

「やばい!可愛い!」と…15歳も年上の私に対して…

 

 

この人はなにを言ってるんだろう?

私のこと、ちゃんと見えてるのかな?

 

 

前回からの彼の言葉を含めて、不思議なことばかり口にする彼に対して、私はある質問をしてみました。

 

 

「私って色に例えると何色?」

 

パステル!パステルにしか見えない!こんな感じの!」

 

 

と、彼は近くにあったパステルピンクを指して言ってくれました。

 

 

実はわたし、周りから「うす紫」と言われることが多かったので、パステルと言ってくれた彼の言葉がとても衝撃的でした。

 

 

「うす紫ではない、パステルが似合いますよ!」

 

 

そう言ってくれた彼の言葉は、今でもわたしの心の支えになっています。

 

 

 

 

彼との出会い

彼との出会いは、店員さんとお客さんでした。

 

店員さんの彼、お客さんの私。

 

最初はごく普通の会話でした。

 

彼の私に対する言葉も、単なる営業トークだと思っていました。

 

でも彼は、初対面の私に対して、不思議な言葉をいくつもくれたのです。

 

私のことを昔から知っているような、本来の私のことを知っているような…

 

誰にも言われたことのないような、不思議な言葉をくれました。

 

初めて会って、初めて話した相手なのに、私も彼に対しては何の躊躇もなく、自分のこと、家族のこと、仕事のことなど色々な話しをしていました。

 

私はどちらかというと、昔から周りに壁を作ってしまうタイプで、初対面の人と、ましてや男性と、こんなに楽しく穏やかに、何の抵抗もなく会話をすることは初めてなくらいでした。

 

 

でもその時は、私と彼との15歳という年齢差にもあるのかな…とも思っていました。

 

自分の子供たちとの年齢差の方が近い彼に対して、男性という意識よりも子供世代と接しているという感覚でした。

 

そんな当時の感覚でしたが、既にその時には、また会って話しがしたい…と彼に対しての想いが芽生えていた私でした。

 

 

 

はじめまして

皆さま、こんにちは。

pastelと申します。

 

ツインレイと思われる彼との出会いをきっかけに、私の人生が変わってきました。

 

誰にも言えなかった私の想いを、このブログで綴っていきたいと思っています。

 

どうぞ、宜しくお願いいたします。